映画「ふるさとがえり」レビューに代えて

「ふるさとがえり」のレビューを書こうとしたのだが、非常に難しい。
映画自体がわかりにくいわけではないのだが、「メタ物語」が多いため、あらすじを書くのが非常に困難で挫折してしまった。
というわけで、箇条書き形式にて、私が考える、「ふるさとがえり」の魅力を考えてみました。

<映画「ふるさとがえり」の魅力>
○一回目は泣くこと間違いなしの感動のストーリー
岐阜県恵那市の風景を始めとした美しい映像
○前半のちょっとしたセリフがすべて後半の伏線となっている、練りに練られている脚本
○「ご当地映画」と誤解されやすいですが、映画やテレビで普通に活躍している俳優陣の演技

<こんな人にオススメ>
○地方から東京に出て、仕事や学業をされている方
○故郷を何とかしたい!って思っている方
○消防の仕事に興味のある方

映画会社の方針で、映画館での上映はしておらず(単館劇場での上映は調整中らしい)、
自主上映会」という形式をとっていますが、
関係者だけが観るにはもったいない映画。全国公開なら、数十億はいけるレベルです。

といわけで、観に行きたい!という方は、お近くの上映会をご案内しますので(最近は東京なら割と簡単に観れます)、ホームページを見るか、私までご連絡ください。
内容は私が全面的に保証します。絶対に後悔はさせません。有料の上映会で、後悔するようなことがあったら、私が返金させていただきます。それくらい自信を持ってオススメできます。

最後に、これが今流行りのステマかと思ってる方。逆です。むしろ私がFireWorksさんに貢いでいます(笑)。

http://hurusatogaeri.com/

【2/18】映画「ふるさとがえり」上映会@東工大蔵前会館のご案内

岐阜県恵那市で行われた市民参加型の映画「ふるさとがえり」の上映会を、56,000人参加の映画づくりの取組み「えな"心の合併"Project」事例紹介と併せて、東京都目黒区の東工大蔵前会館にて、開催させていただくことといたしました。

概要につきましては、以下の通りです。

どなたでもご参加可能ですので、是非ご参加くださいますよう、お願い申し上げます。

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勉強会「映画製作による地域活性化
〜「えな“心の合併”Project」事例紹介&映画「ふるさとがえり」上映会〜
(主催:映画「ふるさとがえり」大岡山上映会実行委員会)

1.日 時:平成24年2月18日(土)17時30分〜20時30分
 (映画上映会は下記次第の時間になります。上映会のみのご参加も可能です。)

2.会 場:東工大蔵前会館 3階 手島精一記念会議室(L)
 (東京都目黒区 東急目黒線大井町線大岡山駅徒歩1分)
http://www.somuka.titech.ac.jp/ttf/access/index.html

3.参加費:一般2,000円、学生1,500円(当日支払い。領収書を発行いたします。)
  ※学生の方は申込時に明記するとともに、受付時に学生証のご呈示をお願い致します。

4.次 第:
 17:30 開会
 17:30〜17:45 トーク・セッション「えな“心の合併”Project」事例紹介①
 (登壇者)
  ○櫻井優一氏(岐阜県企業誘致課)
  ○池内絵美氏(有限会社FireWorks
 17:45〜20:00 映画「ふるさとがえり」上映
 20:00〜20:30 トーク・セッション「えな“心の合併”Project」事例紹介②,意見交換
  ※終了後、会費制の懇親会を実施いたします。

5.定 員:50名(先着順)

6.申込方法:
 ①お名前(ふりがな)、②ご所属・ご職名、③電話番号、④懇親会参加の有無を明記の上、E-mailにて、nakanisi@toshi.or.jpまでお申込ください。参加証は発行いたしません。当日受付にて、ご所属とお名前をお知らせください。
 なお、座席確保の関係上、締め切り前に受付を終了する場合がございます。また、参加申し込み後にキャンセルをされる場合には、E-mailにて必ずご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。

なお、Facebookのアカウントをお持ちの方は、こちらからもお申込できます。
https://www.facebook.com/events/337007282982467/

【映画「ふるさとがえり」公式サイト】(予告編もこちらから。リニューアルしました!)
http://www.hurusatogaeri.com/

えな"心の合併"Project
http://www.enakoko.com/

プロジェクト紹介動画
http://vimeo.com/28649581

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【12/12】映画「ふるさとがえり」上映会@日本都市センター会館のご案内

岐阜県恵那市で行われた市民参加型の映画「ふるさとがえり」の上映会を、56,000人参加の映画づくりの取組み「えな"心の合併"Project」事例紹介と併せて、東京都千代田区の日本都市センター会館にて、開催させていただくことといたしました。

概要につきましては、以下の通りです。
どなたでもご参加可能ですので、年末のご多忙の時期かとは存じますが、お近くの方は、是非ご参加くださいますよう、お願い申し上げます。

        • -

勉強会「映画製作による地域活性化
〜「えな“心の合併”Project」事例紹介&映画「ふるさとがえり」上映会〜
(主催:映画「ふるさとがえり」平河町上映会実行委員会)

1.日 時:平成23年12月12日(月)18時〜21時
 (映画上映会は下記次第の時間になります。上映会のみのご参加も可能です。)

2.会 場:日本都市センター会館 6階 603会議室
 (東京都千代田区平河町2−4−1 東京メトロ永田町駅麹町駅徒歩5分)

3.参加費:2,000円(当日支払い。領収書を発行いたします。)

4.次 第:
 18:00 開会
 18:00〜18:20 事例紹介「えな“心の合併”Project」
 (登壇者)
  ○櫻井優一氏(岐阜県企業誘致課)
  ○池内絵美氏(有限会社FireWorks
 18:20〜20:35 映画「ふるさとがえり」上映
 20:35〜21:00 意見交換
  ※終了後、会費制の懇親会を実施いたします。

5.定 員:50名(先着順)

6.申込方法:
 ①お名前(ふりがな)、②ご所属・ご職名、③電話番号、④懇親会参加の有無を明記の上、E-mailにて、nakanisi@toshi.or.jpまでお申込ください。参加証は発行いたしません。当日受付にて、ご所属とお名前をお知らせください。
 なお、座席確保の関係上、締め切り前に受付を終了する場合がございます。また、参加申し込み後にキャンセルをされる場合には、E-mailにて必ずご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。

【映画「ふるさとがえり」公式サイト】(予告編もこちらからご覧いただけます)
http://www.hurusatogaeri.com/

えな"心の合併"Project
http://www.enakoko.com/

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「都市観光」の難しさ。

都市観光は都市の有する歴史的、文化的遺産を活かした都市観光の創設、現代都市としての機能、娯楽、商業、サービス等を観光資源と位置づけることができる。

名所・旧跡を見るといった従来型の「観光」ばかりだけでなく、芸術、アミューズメント、ショッピング、飲食を楽しんだり、その都市の町並みや文化遺産など歴史・文化に触れたり、市(いち)などを訪れ市民の暮らしに接し、地域の人々と交流するなど、都市の様々な魅力を体験する事を総称した概念、又、その活動。アーバンツーリズムと呼ぶ事もある。

比較的新しい概念であるが、最近、大都市を中心に政策目標に掲げる地域や地方自治体もみられるようになってきた。

Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%BD%E5%B8%82%E8%A6%B3%E5%85%89

機会があって、札幌市と宇都宮市のシティセールスに携わっている方にお会いしたことがあるのだが、両市の方が共通しておっしゃっていたのが、「知名度はあるし、人は来てくれるのだが、宿泊に結びつかないため、なかなかお金を落としてくれない」ということであった。

札幌といえば「雪まつり」というキラーコンテンツを抱えている上に、豊富な海の幸から、札幌ラーメンやスープカレーといったB級グルメまで、様々な美味しい食べ物があり、そして、「すすきの」もある(笑)。傍目には観光で困っているとは到底思えない。
しかし、一般の観光客というのは、新千歳空港から札幌を経由して、旭川動物園に行ってそこで一泊したり、富良野に行って一泊したり、スキーに行って一泊したりというように、札幌というのは、あくまで「経由」する都市になってしまっているとのことであった。

宇都宮といえば、「餃子」が全国的に有名だが、餃子を食べるためだけに泊まる人はさすがにいない。首都圏なら日帰りも十分に可能だし、宇都宮に寄って、日光や那須塩原に行く人が非常に多いようだ。
そもそも餃子って単価安いし。本場の餃子屋さんは餃子だけでビールもご飯も出ないから、どれだけ客単価安いのかと。

まあ、観光は行政圏域で考えるべきではなく、広域的に考えるものという考え方もあるし、下関市高山市のように、市町村合併により地域を一体的にアピールするところも出てきていることもあるので、都市を単位とすることにどこまで意味があるかは議論の余地はあると思う。

しかし、京都とまではいかなくても、日本でも「都市観光」が単体で成り立つ都市がもっとあってもいいのではないかと、個人的には思っている。

この問題については、引き続き考えていきたい。

【読書】木村元彦『社長・溝畑宏の天国と地獄〜大分トリニータの15年』

日韓ワールドカップのために1994年に実質ゼロから創設された大分トリニータ
ワールドカップの誘致に成功し、チームは地方の資金力の乏しいクラブでスポンサー探しに奔走しながらチーム創設わずか15年の2008年のナビスコカップで「日本一」に輝いた。その成功物語は、サッカーによる地域活性化の模範例として語られていた。

2009年末、チームの2部降格と資金ショートが問題となるまでは。

その大分トリニータのチーム創設から現在までを、私財も家族も投げ打って大分トリニータに尽くした前社長・溝畑宏(現観光庁長官)のサクセス・ストーリーと挫折を中心に、スポンサー、地元の人々、選手、フロントなどから語ったのが本書である。

著者は『オシムの言葉』でお馴染み、木村元彦氏。
情緒的かつ主観的な部分は若干鼻につく人もいるかもしれないが、「読ませる」ということでは申し分ないライターだ。

感想は一言。「すごい本を読んだ」。年に数回あるかないかの衝撃を受けた。
確かに物語は現代のプロジェクトXといえなくもない。しかし、プロジェクトXにない黒さ、血みどろさは、引き付けられるようであった。

僕が印象的だったのは、終章の同じ地元、由布院温泉の町おこしになぞらえた部分。サッカーとは関係ないが、引用させていただく。

由布院の町づくりは中谷健太郎さん(亀の井別荘総支配人、地方生活圏研究所代表)、溝口薫平さん(由布院 玉の湯会長、由布院商工会会長)が二人三脚で行って大きな成功を収めた。中谷さんはムラの秩序を超えて、新たな構想を描き、実現した『改革者』で、溝口さんはムラの論理をわきまえて改革と秩序の間を結んだ『調整者』。溝畑さんにはもうひとり、溝口さんのような人が必要だった。」

「改革者」と「調整者」の必要性。
地域活性化も、あらゆる組織の改革も同じだと、痛感させられた。

とにかく、Jリーグに関心を持つすべての人は必読。

(僕のような)「地域活性化」に関心をもつ人も必読。

とにかく文句なしにオススメ。ぜひ読んでみてください。損はさせません。

内容とは関係ないけど、溝畑氏に入省を勧めた自治官僚たちが実名で出てくるのも業界人的にはツボでした。

(おまけ)しかし、先週の金曜日「あの」八重洲ブックセンターに行ったら、「大量の取り置きが入っていて在庫がない」って言われた。あの「大量の取り置き」はなんだったんだろう??

社長・溝畑宏の天国と地獄 ~大分トリニータの15年

社長・溝畑宏の天国と地獄 ~大分トリニータの15年

小池清彦・加茂市長が熱い件について

世間では竹原・阿久根市長が世間を騒がせているが、全国に783も市があれば「熱い」市長は他にもいる。
今日はその中の一人、新潟県加茂市小池清彦氏を取り上げてみたい。

加茂市新潟県の中央部に位置しており、人口は約3万人。そんな目立たない市の中でも、小池清彦市長の個性は異彩を放っている。
小池清彦・加茂市長は1995年に市長に就任し、現在4期目。東大法学部出身の元防衛庁キャリア官僚で、防衛庁時代には教育訓練局長を勤めている。
もちろん言うまでもないが、「トンデモ度」でいえば竹原・阿久根市長には遠く及ばない。しかし、その信念の熱さには感動すら覚える。
まず、何と言ってもホームページが熱い。トップページは以下をご覧いただきたいが、自治体のホームページによくある生活情報とかは全くなく、ひたすら「厳重抗議」だの「抗議声明」だのが並ぶ。何も知らない人が見たら、どこの政治団体かと思うのではないか。自治体のホームページでは、もちろん他に類を見ないだろう。

http://www.city.kamo.lg.jp/

主張の内容ももちろん熱い。
まずは市町村合併について。
氏は市町村合併の強烈な反対論者であり、市町村合併は「国を滅ぼす」と強硬に主張している。
その主張には傾聴すべき点もまったくないわけではないし、当時の総理大臣と全国町村会長の地元の地名をとって「横須賀方式対添田方式」と名付けるなど、ユニークな点もあるのだが(全文は下記をご覧いただきたい)、市の広報誌である「広報かも」別冊で自説を展開するというのは何とも。

「国を亡ぼし、地方を亡ぼす 市町村合併に反対する。加茂市が県央東部合併に加わらない理由」(加茂市HP)
http://www.city.kamo.lg.jp/section/oshiraseban/shisei/shichousongappeihantai1210.pdf

しかも、市のお金で当時合併が議論されていたお隣の、田上町全戸に「市町村合併について反対するちらし」を公費で配布してしまったのである。当然、住民監査請求があったが、監査委員会は「措置の必要は認められない」という結論。裁判になったら、適法じゃないと思うのだが…

次に道州制について。
自民党政権時代、道州制について随分議論がされたが、小池市長は強硬な反対論者として知られており、「全体主義ファッショ道州制」と評している(これは当時Wikipediaでも紹介されていた)。各種団体の非公開の会合でも、印象的な発言を何度となくしており、筆者も傍聴したことがあるが、強烈としかいいようがないものであった。非公開の会議なので、ここに書けないのが残念である。

さらに、小池市長の主張は内政にとどまらない。
元防衛官僚としての信念からか?イラク派兵に強硬に反対しており、市のホームページにも、いくつもの「要望書」「意見書」が公表されている。
もちろん一個人として、一政治家として意見を持つことは否定はしないが、なぜ市政と全く関係ないこれらの「要望書」「意見書」を市のHPに掲載するのかは何ともいえない。

我、自衛隊を愛す 故に、憲法9条を守る―防衛省元幹部3人の志

我、自衛隊を愛す 故に、憲法9条を守る―防衛省元幹部3人の志

それでも、小池清彦・加茂市長の強烈な個性は伝わらないと思っていたところ、加茂市政を研究する論文が最近発表された。

箕輪允智「非開発志向の自治(上)―加茂市政構造分析から見た「開発」と「分配」―」『自治総研』2009年10月号(第372号)
http://www1.ubc.ne.jp/~jichisoken/publication/monthly/JILGO/2009/10/mminowa0910.pdf

箕輪允智「非開発志向の自治(下)―加茂市政構造分析から見た「開発」と「分配」―」『自治総研』2009年12月号(第374号)
http://www1.ubc.ne.jp/~jichisoken/publication/monthly/JILGO/2009/12/mminowa0912.pdf

ここまで読んで小池市長に興味を持った方はもちろん、大都市ではなく、一地方都市を深く掘り下げた研究としては貴重なものであり、論文全文を上記PDFファイルで読むことができるので、是非一読をお勧めしたい。

なお、小池市長は、衆議院議員国民新党党首の亀井静香氏(内閣府特命担当大臣(金融担当)・郵政改革担当)と東大法学部時代の同級生であり、微妙に「お友達人事」の香りがするものの、2009年10月28日、日本郵政社外取締役に就任した(市内には新しく郵便局ができたらしい)。今後も目が離せない。

「シリーズ「縮小ニッポン」〜第1回・都市間の人口争奪戦」を観る

年により若干の増減があるとはいえ、わが国が「人口減少時代」を迎えたことにより、首都圏への人口流入は鈍化している一方で、首都圏の市区町村ごとの人口増減にはバラツキがあり、いわば限りある住民を、自治体同士が「奪い合う」状況に突入していると言われて久しい。
統計局ホームページ/人口推計/人口推計(平成21年10月1日現在)‐全国:年齢(各歳),男女別人口 ・ 都道府県:年齢(5歳階級),男女別人口‐

昨日のNHKの朝7時からのニュース番組「おはよう日本」では、「シリーズ「縮小ニッポン」〜第1回・都市間の人口争奪戦」と銘打って小特集を組み、この首都圏の人口の住民の「奪い合い」を、人口減少に直面し、その状況を打開するためにプロジェクトチームを組んで定住促進を図る横須賀市と、人口増加のための施策を打っている流山市を対比させて紹介しており、非常に興味深かった。

いずれの自治体でも、ターゲットは若いファミリー世帯。住民税収が見込めるというのがその大きな理由とのこと。特に流山市では、DEWKSを戦略的にターゲットとしているようである。横須賀市流山市とも地方交付税の交付団体なので、現状の地方財政制度を前提とすれば留保財源を除けば地方税の増加は財政収入と直接的にはそう大きくリンクしないのだが、将来的な地方への本格的な税源移譲や国の地方交付税の削減を念頭においているのだろう。

横須賀市では、ここ数年の人口移動パターンから、京急沿線の横浜市域を移住のターゲットとして設定。積極的な支援策とPRを行っている。

流山市では、共働き夫婦を対象に駅から保育所へのバスでの送迎を実施。また、都市緑化にも力を入れ、現在の子どもが大人になった時に住み続けたくなるようなまちづくりを目指す。

流山市の施策は興味深いのでHPで施策の紹介をしようと思って探したけど、流山市のサイトって結構不親切であまり情報が出てこない。もしかしたら他の自治体にマネされないように、わざとわかりにくくしているのかもしれない。単に情報化が進んでないだけかもしれないけど。

担当の記者さんも、blogで記事を書いているので、併せて参照されたい。

http://www.nhk.or.jp/asupro-blog/090/49469.html

個人的にも、人口減少社会と地域政策を研究しているのだが、その視点から気になったのは2点。

1点目は、流山市の人口増は2005年のつくばエクスプレス開業によるところも大きいと思われるので、既存の路線での人口獲得に成功している取り組みを観察してみたいということ。

2点目は、この分野の第一人者である日本政策投資銀行の藻谷浩介先生は、首都圏の自治体間の人口格差について、通勤距離そのものよりも、地権者が設定する価格が、通勤距離に比して「値ごろ」感があるかどうかが人口増減を規定していると、著書『実測!ニッポンの地域力』(日本経済新聞出版社,2007年)で述べており、この説と、首都圏の人口の「奪い合い」との関係についても、気になったことである。

いずれにせよ、このシリーズ、続編があるようなので、今後の展開が楽しみである。

実測!ニッポンの地域力

実測!ニッポンの地域力